日記・コラム・つぶやき

2009年11月11日 (水)

空洞化

「ユニクロ」が台頭しその安さと高品質が人々に支持されて、それまで20世紀ファッション流通の頂点に君臨した百貨店・アパレル業界が足元をすくわれ始めて10年。小泉改革がもたらしたとされる中産階級の崩壊と階級の二極化傾向の過程で両者のマーケットは一時棲み分けられて共存しそれぞれの道を歩むかに見えました。安くて良い量販の中国品と拘りの国産品と。

そかし昨年9月に突如として始まったリーマン不況は価格破壊を一挙に進行させグローバル企業がオセロゲームの四隅を奪い国内のローテク製造業はこの半年で絶滅危惧種になってしまいました。後進国で安く大量に作られる商品が行渡れば行渡るほど国内の製造業は市場から戦力外通告を受けてそれに携わる人々の暮らしは疲弊し更にますます海外の低価格品への依存度が増大して行く。

吹けば飛ぶような小さな工房を通して今見える眼前の状況です。

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2009年11月 2日 (月)

耐震偽装マンションと同類です

これを靴とは言えない
これを靴とは言えない
単に靴の形をしただけの物だ。
写真の靴は或る百貨店で¥18000で購入した日本の或るブランド品ですがたった十数回履いたらご覧の有様です。九月の或る日曜の晩に銀座のレストランで会食した帰宅途中突然ペラ〜っと靴底が剥れてしまったのです。幸いに電車から降りた自宅近くだったから事なきを得ましたが街中でこんなことになったら相当恥ずかしいし思いをしなければなりません。
靴底を縫い付けることなくただ接着しただけの革靴なんて大幅に手を抜いた粗悪品です。ブランド物がこんなことをしてはいけません。「安かろう悪かろう」ならば仕方ありませんが“高かろう悪かろう”ではユーザーである客は騙されたと思って当然です。
体裁ばかり立派で隠れた部分で思いっきり手を抜くこのような商品や物がどんなに豊富にマーケットに並んでもそれは私には貧しく見えてしまいます。こんなことをやっているから客の信頼を失うのです。

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2009年8月12日 (水)

夏休み

今年も西伊豆松崎町の岩地温泉に行きました。天気も良くたっぷり海水浴を楽しみました

いつもの定宿が今年は取れなかったのですぐ隣の石部と松崎に宿を取って岩地の浜に通いました。白い砂浜と青い海と空が気分転換には持って来いです。2009

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2009年6月19日 (金)

ヴィトン製品から学んだこと

私は以前、ヴィトンのショルダーバッグ(巾着型)を本体から肩掛けに至るまで総てをバラバラに分解したしたことがあります。

一見さりげなくもどこか違う気品が漂うヴィトン製品。私はそれまで素材とデザインが良いのだとだけ思っていたのですが素材とデザインだけならば簡単に真似ができるはずです。しかしいざ同じように作ろうと試みてもやはり普通の物にしかなりません。製品自体はそんなに複雑特殊な物ではないのにどうしてだろう?基本構造はバッグであれベルトであれ極々一般的なのです。

分解して行くうちに私は目を見張りました。丁寧に糸を解き表材と裏材、或いは肩掛けベルトの張り合わせ部分を剥がしていくとヴィトンは外側からは見えないところで信じられないように真面目な、実に実直な仕事を尽くしていることが次々とわかります。一つ一つのテクニックは決して難しいものではなく簡単なつまらないことです。ただちょっと面倒くさいだけなのです。

この見えない隠れた部分と言うのは一般の感覚では手を抜くところ、または抜いてもかまわないところとされています。ちょっと飛躍しますが耐震偽装マンションや食材の賞味期限の誤魔化しや使い回しをしていた高級料亭など見えないところで思いっきり手を抜いているわけです。一方見えるところでは全力を尽くすくせにです。世の中に出回っている多くの物(サービスも含めて)がだいたいにおいてそうです。しかしヴィトンはそれとは逆のことをしています。見えようが見えまいが常にベストを尽くそうとするその姿勢が製品に現れるのです。

こういうものを職人の魂とかプロフェッショナルと言うのだと思います。それはもともと昔から当たり前にあった仕事師の気風なのかも知れません。

マンションも料理も、または医師や役人・政治家、普通のサラリーマンだって本来ヴィトンのような仕事をしなければならないのです。それを誰もがしない世の中になったから「偽装社会」と言われる現象が頻繁に起こるようになったのだと私は思います。

どんな仕事であれ「仕事」と言うのは世の中に必要とされ世の中を支えるものだと思います。そしてちゃんとした仕事をして世の中を支えるからその報酬として生活の糧を頂ける。本来経済とはそういう仕組みのはずです。それがいつの間にか逆転して儲けることだけが目的になってしまった。儲かりさえすれば中身はどうでもよい。儲かる効率がよければ少々違法でも分らなければOK。そんな感じです。

私は幸田露伴の『五重の塔』という小説が好きです。それは或る控えめな無名の宮大工が偉大な親方を乗り越え、新人として、職人の執念一つで立派な五重の塔を建てる話です。

建てた直後に猛烈な嵐が塔を襲い周囲の関係者は倒壊を心配しましたがその大工は全く慌てません。どんな嵐が来ても壊れないように作った確かな自信があるからです。これは、地震が起こるたびにビクビクしていた建設会社や設計士とは正反対です。

ヴィトンは日本でもあまりに有名なのにヴィトンの本当の凄さを多くの人が知らないのです。誰もがそれぞれ様々な職場でヴィトンのような仕事をするようになったら世の中は信頼出来る素晴らしいものになると私は確信します。

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2009年4月 7日 (火)

バイク用キーホルダー

バイク用キーホルダー
バイク用キーホルダー
2mm厚のヌメ革のコバを面取りして磨き加工後、ピラミッドパーツとナスカンをセットします。ヌメ革はきつく曲げると表面(ギン)がヒビ割れることがあるので局部にたっぷりとなめしオイルを浸み込ませます。時間が経つと馴染んで自然な濃淡がアクセントにもなります。また、革全体に処理をしてマットタイプとツヤタイプのバリエーッションを用意しました。23mm巾、曲げた長さ80mm。なかなかいい存在感が出ました。

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2009年3月30日 (月)

首輪のサンプル

首輪のサンプル
イヌの首輪(バンダナタイプ)のセカンドサンプルを作りました。小さなワンちゃん用で巾は10mmです。表材が生地で裏材は牛革です。
沢山注文が来てくれますように。

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2009年3月20日 (金)

カバンの持ち手

カバンのスペアパーツ
鞄(カバン)の持ち手です。これは鞄の中でも
最も酷使されるパーツなのでこのようなスペアが長方されます。私の所は鞄は作りませんが仲間から頼まれて持ち手だけを作るようになりました。もうかれこれ長いのですが最近更なる強度アップの製法を考案中です。

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2009年3月17日 (火)

キーホルダー

キーホルダー
近所の学童保育所のオリジナルキーホルダーを今年も作りました。学童保育は三年生で卒会です。そして卒会の記念に父母会が毎年このキーホルダーを三年生に配るようになってかれこれ6年。途中、メタル部分の改良を二度行って満足の行くものになりました。現行モデルは2ミリ厚の真鍮坂をプレスし、型抜きと同時にキャラクターと文字を刻印するヘビーデューティ仕様です。明るいヌメ革にキナリステッチを効かせ、コバは素磨きでナチュラルに仕上げています。
プレス型作製は数万円と値が張りますがプレスの仕上がりは鋳造や彫刻とは違うメリハリの効いた美しさがあります。

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ミシンかけ

ミシン
バックルをしっかりと縫い付けて形は出来上がり。この後にまだ検品と味出しの行程が残っています。

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犬の首輪・バンダナタイプ

お洒落な首輪
首輪のファーストサンプルを作りました。生地を使ったバンダナ風の可愛らしい首輪。裏側と表のホール部分は牛革を使って生地がほつれないように工夫しました。この後モデルのワンちゃんが付けてカタログ撮影だそうです。

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2009年3月 9日 (月)

ミシンかけ

ミシン
ミシンかけは最後の仕上げ。手塩にかけたベルトたちに息が吹き込まれて行くようで心も弾みます。

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完成間近

完成間近
メッシュベルトの加工はここまでが山です。ここから先はミシンの登場です。出来る限り美しいステッチになるように低速で一本々々しっかりと慎重にかけて行きます。

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2009年3月 7日 (土)

愛すべき居候

愛すべき居候
昨年八月生まれのオスの兄弟です。一人遅くまで残業する夜など一緒に居てくれているようで心を和ませてくれます。

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2009年3月 6日 (金)

接着

接着
ゴム糊・サンダイン406を塗って半乾きの状態でいよいよ被せ部分の接着。この小さなベルト先端に16工程のノウハウが詰まっています。

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2009年3月 4日 (水)

ゴムメッシュベルト加工の肝

ゴムメッシュベルト加工の肝
それはベルト先端(剣先)の革くるみ処理です。先ずゴム糊でメッシュ先端を固めてからダーツを入れてペンチと金槌でトントン整形しながらくるんで行きます。くるみが完成するとゴム糊が完全に乾くまで二日以上置きます。そうしないとミシンを掛ける時にゴム糊が針に付着してステッチが目飛びしてしまいます。ミシン掛けが無事に終わるまでは息が抜けません。

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2009年2月25日 (水)

約2年半ぶりの日記

 友人からミクシーに紹介されてミクシー党になってしまいました。マイミクさんやコミュのみなさん達とのやりとりはすっかり生活の一部となりました。昨日、久しぶりにココログの自分のブログを開いてみるとちゃんとそのままの状態で残っていました。2006年の秋。たった2年余りなのに非常に懐かしいです。去年の秋からは経済の暗いニュースばかりで心の中のお天気も曇りや雨ばかり。そのせいで余計2年前が眩しく幸せに映ります。心の模様替えを兼ねてココログもちゃんとやってみようかな。

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2006年9月 5日 (火)

お散歩・晩夏 Ⅱ

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(土)昼下がり 少しマイルドになった日差しと透明感

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お散歩・晩夏

0608_099  9/2(土)・3(日)は絶好の行楽日和になりました。地元の中央道は二十数キロの渋滞で相当の人出を窺わせます。

 気温は高くてもカラッとしていて気持ちよく思わず外へ出たくなります。近くの多摩川はしっとりと深みと落ち着きのある晩夏の空気と色です。ユーミンのアルバム『14番目の月』の最後に「晩夏」とういう名曲がありますね。盛夏から初秋へ移行するちょうど今時分の季節、好きだな~。

 写真は9/3(日)の多摩川の夕暮れ時。上川原堰で少年達が狙っていたのは小ぶりのブラックバスです。悠々と泳いでいる魚影が幾つも見えますがなかなか難しいもよう。しかし多摩川にこういう光景が戻って来たんですね!今の子ども達にとってはこれが当たり前なのですが高度成長期のあの”ドブ時代”を知る者にとっては感慨がありますねェ。

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雲と太陽のハーモニー

P1020951_1  夕暮れの空は何かドラマチックでいい。快晴よりも適度に雲があると一層いい。8月の或る土曜の夕方。近所のホームセンターでの買い物の帰りに見上げた夕空は虹色に反射して実に幻想的でした。夕空ウォッチャーを自認する私としても初めて見る光景でした。【8/19(土)18:10調布市にて】

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2006年8月16日 (水)

多摩川は人影も少なく・・・

060815_006_1 060815_010

昼下がりの多摩川を散歩しました。各地の高速道路などは大変混んだり賑わったりしているようですが調布の多摩川は人影もまばらでひっそりとしていました。南方に発生した台風に向かって流れ込む北方の風が涼しくて爽やかでした。

10月にはまたここで「ガサガサ探検隊・秋」をやります。

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ガサガサ探検隊・夏in調布

P1020444_1  7/30のガサガサ探検はまずまずの好天の下無事終了しました。堰中央の水門が開けられ轟音をともなって放水していたため川崎側への渡渉と三沢川の探検は中止になりましたが、中州への渡渉上陸やガサガサ、堰下部の急流川流れ体験など、、好奇心を揺さぶられてワクワクの子ども達や少年時代に回帰してしまったお父さん方と共に、最初のうちはおっかなびっくりだったお母さん方も終いには川流れを何度も繰り返したりとワイルドに浸ってたくましくなっていました。お昼過ぎに皆で弁当を食べて解散しました。
 関東ではメリハリの無い梅雨だったのために適度な清流が山から供給されて調布辺りでも水の透明度が高かったので水中眼鏡を持参するように前日の連絡網で呼びかけたほどです。私も一緒にシュノーケリングをしました。
 

 P1020458_1 P1020453_1 今回のガサガサでは22種類・473匹の水辺の生きものが捕獲され、係りの人たちが水槽に分けて細かく調べた後再び川へリリースしました。列挙すると・・・、鯉×15、フナ×28、ナマズ×1、アユ×18、ヤマツカ×1、オイカワ(ヤマベ)×23、モツゴ×102、メダカ×34、ギバチ×1、トウヨシノボリ×9、タモロコ×8、スゴモロコ×3、ドジョウ×3、シマドジョウ×12、スジエビ×42、ヌマエビ×96、ヤゴ(各種)×32、以下外来種→アメリカザリガニ×42、ブラックバス×1、ブルーギル×1、グッピー×1  ・・・でした。

 ガサガサでは限界がありますが投網を打つとアユなどがドンドン取れます(投網は年間¥8.000の許可証を要す。お父さん方が投げ方の手解きを受けハマっておました)。
 

 こういう運動が広がって関心を持った流域の人たちの層が厚みを増して行けば多摩川を近い将来清流に出来るかも知れませんね。中本さんの多摩川ガサガサ探検隊は中ノ島・世田谷・狛江・稲城・府中・八王子等々と少しずつ活動コンセプトとイベントノウハウの伝授・普及とともに広がりを見せています。中本さんの構想は多摩川流域全体にこの活動を広げ、多摩川での取り組みを全国に向けての一つのモデルにまで育て上げることです。多摩川流域在住でこの活動に関心のある方はどうぞ手を挙げて下さい。
 
 ガサガサ隊長の中本さんのサイトにも今回のイベントの報告が詳しくなされています。→s.net/user/gasagasa102/topics/topic-34/topic34.html 

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2006年6月18日 (日)

ガサガサ探検隊

 今日の多摩川イベントは多摩川の水量が多くまた悪天候のため中止になりました。次回のガサガサ探検隊は7/30(日)です。追って詳細をお知らせ致します。

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2006年6月13日 (火)

マイ・ラジオ

マイ・ラジオ

 これは私が中学生だった1972年5月に親から買ってもらったソニーのラジオです。まだまだ現役で頑張っています。ソリッドステート・スポーツ11というやつで当時でも¥17800した高級機種です。深夜放送が全盛期だった当時家電各社が競って高性能ポータブルラジオを打ち出していましたが当時新発売だったこのラジオはソニーのフラッグシップモデルだったソリッドステート11のアウトドア仕様で耐衝撃・防滴性を兼ね備えた「全天候型ラジオ」であり群を抜いた存在でした。チューニングサインには何と発光ダイオードが用いられており選局の周波数が合うと赤い発光ダイオードが点灯します。感じからすると発光ダイオードが家電製品に実用化された最初ではないでしょうか?高性能で独創性に優れた当時のSONYらしい名品の一つだと思います。(最近のSONYにはこういう「らしさ」がなくなってしまったように思います。いまのSONYが失ってしまったものは一言で言えばフロンティア精神だろうな~。)

 こんなサイトを見つけました。S11はここにはありませんが当時の懐かしいラジオ達が沢山紹介されています。 http://www11.ocn.ne.jp/~nontomo/radio/index.html

 ここからも分かる通り昭和40年代はポータブルラジオがその隆盛を極めた時期だったんですね。最近は電気店に行ってもラジオのコーナーにはこれといった商品が並んでおらずメーカー各社がほとんど力を入れていないことが分かります。この昭和40年代後半からラジオとカセットデッキとが融合した「ラジカセ」が登場しステレオ機能も付いて音質も向上し今日の「CDサウンドデッキ」へと進化して来たのでしょう。当時はFM東京とNHKFMの2局しかなかったFM放送局も沢山増えたしAMまでもステレオ放送となりました。よって今日はCDサウンドデッキが席巻する時代です。しかし、上のサイトで見るようにポータブルラジオには独特のアジがあります。(つづく)

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2006年6月 8日 (木)

ファミレス

 先日4~5年ぶりで近所のロイヤルホスト調布店に食事をしに行きました。土曜日の朝、我が家では時々駅前のドトールへ行ってウィークデイとは少し気分を変えた休日の朝食をとります。5月の或る土曜日の朝、例によってドトールへ向かいました。車の中の会話で「ちょっと目先を変えてファミレスの朝メニューにしてみよう!」と言う事になりその時点で一番最寄のファミレスであったロイヤルホスト調布店に行きました。その店は料理のことで嫌な思い出があったので我が家では長いこと対象外になっていたのですが簡単な朝メニューならば恙無く食事が出来るだろうと信じて封印を解いて行ってみたのでした。もともとロケーションや店内の雰囲気が好きだったのでコレを機会に対象内に戻せるかもという期待もしつつ。

 駐車場に車を停めて玄関に向かうとまだ開店直前で開くのを待っているグループがおり駐車場から老夫婦もやってきました。それから待つこと1~2分で店が開き窓側の席に座って注文を済ませると次々朝食を求めるお客が入り始めました。見るとどうも老夫婦が多いようでした。けっこうよさそうな車で乗り付けてこざっぱりと優雅な朝食を楽しんでいる風情です。彼等は旅館の定番朝食のような和風メニューを選択していました。私はトーストとポタージュスープ、ホットケーキのセットを食べました。ドリンクバーにホッとコーヒーを取りに行くと前日のゴミが処理されておらずゴミの投入口がゴミで持ち上がって小蝿がたかって生ゴミの臭いが漂っていました。子ども達のホットケーキセットは見る限り特に異常はなさそうでしたが私のトーストは冷たくて乾涸びていました。それは明らかに焼いてから相当の時間が経過しているしろものでした。店は開店したばかりだというのにです。スープも生温くて不味かった。そして子どものメロンソーダにはドリンクバーを飛び回っていた小蝿が一匹入っていました。周りのお客達は相変わらず満足げに食事をしていましたが私達はがっかりして店を出、私は口直しにドトールのコーヒーとジャーマンドッグをテイクアウトして帰りました。

 4~5年ぶりで行ったのにこの有様です。私が4~5年前に行かなくなったのは私のスープの中に小さ目のゴキブリが入っていたからです。その時もやはり更に4~5年ぶりで行き始めた矢先の出来事でした。その更に4~5年前には何があったかというと私のハンバーグもドミグラスソースの中に小さ目のゴキブリが入っていたのです。その時と前回は私は店長を呼んで、二度とこのようなことが無いように!と厳重に注意を促したのですが今回はもう黙って店を出ました。もう二度とあの店に行くことはないでしょう。それにしても大変な確率で虫が入っているものです。そして冷めて乾涸びたトーストを平気で客に出すとは。呆れてモノが言えませんでした。周りでにこやかに食事する常連さんと思しき人々は何なのか?

 この近隣にはデニーズ、バーミヤン、ガスト、ジョナサンなどのファミレスがありその中ではジョナサンが一番満足度が高いのですが先日、ハンバーグに付いてきたライスの状態からそれが明らかに電子レンジで温められたたものと判りファミレスの限界を目の当たりにした思いでした。だいたいファミレスの厨房からは料理を作っている小気味のよい音がぜんぜん聞こえてきません。素人がただレンジで温めて出しているだけではないだろうか?そんな無機質な料理を口にするのは私はゴメンです。レストランと言うのはプロの料理人がその場で調理したものを食べる所であって欲しい。

 私は最近、自分の注文したメニューを目の前でジュウジュウと手際よく料理して出してくれる小さな大衆食堂を改めて有難く思うようになりました。大量生産は駄目ですね。やはり何処か大切なものが抜けてしまいます。

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2006年6月 2日 (金)

詐欺マンション

詐欺マンション

 調布から鶴川街道で多摩川を渡った向こう岸に例の詐欺マンションの一つであるグランドステージ稲城が聳え立っています。既に二か月程前迄に全戸が退去し以来電気も止まり夜になると黒々と巨大な墓石のように静まり返っています。ここに住んでいた人達は今頃どいしているでしょう。

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2006年6月 1日 (木)

運動会その2

 昨日の運動会はウィークデーの開催となったため警備や後片付けなどのおやじの会の活動がいつものようには出来なかったのではないか、と勝手に案じていたのですがそれは取り越し苦労だったようです。  今夕会った学校関係者によるとおやじの会は6〜7名の参加があったそうです。アクティブ会員の半分ほどの数とは言えほとんど期待出来なかったことを思えば心強い数です。ぎりぎり警備活動には支障がありません。更に後片付けの時には呼び掛けに応じて多くの一般のお父さん方が残って作業を手伝って下さったそうです。テントや機材・用具や飾り付け等の撤収、邪魔にならないように移動していた四つのゴールポストを元に戻し固定する作業など人数が多ければテキパキと進みます。
要するに運動会のために仕事を休んだお父さん方が沢山いたということですね。仕事ばかりではなく家庭や子どもを重視するお父さんや職場の機運の高まりが感じられます。古い学校関係者ほどそこを強調します。

 ほんの十数年前までのお父さん方というのは極めて消極的だったそうです。現在調布市の公立小中学校にはそれぞれPTAのソフトボールクラブがありPTA連合会の大会やソフトボール連盟の大会で互いに競い合い盛んに活動していますがそもそもの発端は消極的なお父さん方を学校に来させるきっかけのイベントとして当時のPTA関係者有志がソフトボール大会に願いを託してスタートしました。そして加盟校がどんどん広まって現在に至ったのです。各校に出来たソフトボールチームはそのまま「おやじの会」へと発展して行きお父さん方が学校に積極的にコミットするようになりました。当時からの古い関係者達はそういう経緯を身をもって知っているので感慨もひとしおなのでしょう。そしておやじ達の勢いが強い地域ほど非行も少ないという経験値も見えてくるなど子ども達や学校・町にとっておやじ連の重要性が再認識されて来たのです。

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2006年5月30日 (火)

運動会

運動会

朝10時前撮影

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運動会

地元、富士見台小学校で本日運動会が無事に行われました。もともとは28日(日)に予定されていたのですが雨天のため延期になりました。富士見台小学校の運動会が延期になるのは久しぶりです。少なくとも私の知る六年間はありませんでした。今日の天気予報も悪かったので心配でしたが天気は一日保ちました。 私は朝覗いて来たのですがウィークデー開催のわりには親御さんが沢山見えていましたが警備や後片付けなどおやじの会の活動は出来なかったようです。秋には地域運動会があります。因みに近隣地区の多摩川小学校は昨日、第三小学校は明日開催です。

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山水亭

山水亭

我が地元、京王多摩川駅前の山水亭ラーメンです。種類としては熊本ラーメンでちぢれのない九州麺としては太めで腰がありスープもほどよいコクが人気です。午後5時までならば麺の大盛りと半ライスが無料サービスなのも魅力です。お好みで辛子高菜とニンニク(自分でつぶす)を入れます。私は激辛党なので両方とも沢山入れて更に辣油も加えます。写真はそれらを加えたものです。最近調布駅南口に池袋の有名なラーメン店がオープンしましたがいつも行列が出来ています。私は行列が嫌いです。知る人ぞ知る地味な存在が嬉しいです。

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中学校の学校公開

 この四月に中1になった息子が通い始めた地元の市立中学校の公開授業の様子を観てきました。時間の都合で1限目の道徳と2限目の社会を観ました。  道徳の時間は決められている六つの班に分かれ各班毎に自分達の目標を考えて大きな画用紙にまとめる作業をしていました。担任の先生は四十代の男性でユーモアのセンスがあり生徒達から愛され信頼されている感じでした。“道徳”というよりもホームルームのような内容で明るい笑い声の絶えない賑やかさながらもしっかりと作業は進んでいました。班の目標は毎月新たに掲げて教室の壁に貼る事になっているようです。
社会の時間は若い男性教師。授業内容は日本の地理で、排他的経済水域と4ヵ所の島、北方四島・竹島・尖閣諸島・沖の鳥島について海洋資源や地下資源などと絡む背景とともに解説していました。決してナショナリスティックなところはなくただ日本が抱える具体的な国境問題としての説明でした。国境の島の後は都道府県の位置と名前を把握する第一ステップ。二週間後には全員が完全に把握する段取りのようです。先生は周到に用意したプリントを学習の項目毎に駆使し、また話術にも長けており教師・生徒双方向の密度の濃い授業を展開していて時間が経つのが早く感じた。若いけれどもなかなかのプロです。  この中学校は一昔前までは荒れる学校として著しく評判を落とし厳しい時代を歩んで来た。学校と家庭と地域とで連携して生徒達と美化活動をしたりおやじの会が発足する等々、学校や地域で顔見知りの大人達から生徒達に自然に声がかかる風土が少しずつ出来て来たことと、教師の布陣もそれなりに実力重視のそれとなって来た経緯などが実を結び成果が上がり始めた新い時代を迎えているようです。実際に昔の悪い評判が嘘のようです。この過去のイメージのために地元の中学校を敬遠し遠くの私立中学校に行ってしまう子の数もピークを脱しつつある感じがします。
来年からは市内中学校への部分的選択制も始まり地元の中学校を皆で盛り上げて行かねばといい機運も増して来ているようです。伝統的地域社会が崩壊した今日、学校はその貴重な砦として地域の新たな中心になる可能性があります。だからこそ地元の学校を盛り上げる機運が出て来るんだと思います。先細りの町内会も学校と言う「場」の持つコミュニティー醸成力に期待を寄せている昨今です。 今日の学校公開に参加し生徒達に触れて、子ども達と言うのは結局社会のバロメーターみたいなんだなと思いました。

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2006年5月29日 (月)

初めまして

 私は40代後半の自営業者(皮革製品職人)です。私は自分が中学生となった1970年頃からのTBSラジオリスナーで、このブログはTBSラジオのHPにあったココログのフォーマットに導かれたのがきっかけで始めてみることにしました。時流に乗ってブログを始めてはみたものの書くべき記事は何もなし!というような内容の時事川柳を最近耳にしましたが私の場合は果たしてどうなることやら。 (^_^; 別にはっきりとしたテーマや主張を持っているわけではないのですが私が日々の生活の中で感じたり考えたりしたことなどを日記風にアットランダムに綴って行ってみたいと思います。

 ともかく、現在の私の趣味は登山~ハイキング、ドライブ旅行、息子の小学校のPTA経験がきっかけとなった地域活動、ソフトボール、稲作といったところで、世の中についての関心事は一口で言えば、人々が、社会が「根なし草」になりつつあるのではないか?ということです。このブログの名前を「草の根」としたのもしっかりと地に足の着いた個人としての自尊心をもっと大事にすべきではないかという思いからです。この頃格差社会の到来と言われます。人々は自分や自分の子ども達が勝ち組になることに、或いは少なくとも負け組みにならないことに躍起になっているようにも見えます。インターネットの普及等で無尽蔵に入手できるようになった情報を”武器”と言うか”お守り”のようにして。だけど目の前の人参だけでいいのでしょうか?もっと遠くの景色も視野に入っていなければ気付いたら変な所に来ていた!なんて言う事にならないでしょうか。 そう言えば最近「草の根」とか「在野」という言葉も耳にしなくなりました。もう死語になりつつあるのでしょうか。私はそういう流れに抗したい気持ちがあります。

 とまあ、こんなような呟きと上に並べた趣味の話になろうかと思います。そうして日々の自分を綴りながら新たな発見や自分自身の軌道修正をする場にこのブログがなったらと思ってともかくも始めてみます。「犬も歩けば棒にあたる」かな。

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