空洞化
「ユニクロ」が台頭しその安さと高品質が人々に支持されて、それまで20世紀ファッション流通の頂点に君臨した百貨店・アパレル業界が足元をすくわれ始めて10年。小泉改革がもたらしたとされる中産階級の崩壊と階級の二極化傾向の過程で両者のマーケットは一時棲み分けられて共存しそれぞれの道を歩むかに見えました。安くて良い量販の中国品と拘りの国産品と。
そかし昨年9月に突如として始まったリーマン不況は価格破壊を一挙に進行させグローバル企業がオセロゲームの四隅を奪い国内のローテク製造業はこの半年で絶滅危惧種になってしまいました。後進国で安く大量に作られる商品が行渡れば行渡るほど国内の製造業は市場から戦力外通告を受けてそれに携わる人々の暮らしは疲弊し更にますます海外の低価格品への依存度が増大して行く。
吹けば飛ぶような小さな工房を通して今見える眼前の状況です。
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